シミを3d化してみることができる機械
ベクトラという機械をご存じですか？
顔をスキャンしてパソコンに取り込むと、3dの映像となって画面に表示される機能を持った機械です。
パソコンに取り込んだ3d映像は、さまざまな角度に変化させることができるので、美容クリニックで手術の前のシミュレーションとして使用されているのです。
一般的な使用法としては、パソコンに取り込んだ現在の顔の映像を使って、目を二重にするとどんな表情になるか、鼻を高くするとどんな雰囲気になるかなど、実際に目で見て確認することができます。
そのため、同じ二重まぶたでも二重の深さやラインの長さなどの微妙な調整など、細かい部分まで患者の希望通りにできます。 顔の場合、ほんのちょっとした施術の違いで、顔の印象が大きく変わることが多いため、シミュレーションできることにより満足のいく施術が受けられるのです。
自分がやりたいと思っていた施術でも、実際にシミュレーションで確認したら、思っていた感じと違うということもあるので、失敗する心配がなくなります。 このベクトラは、若返りの手術にも大きく役立っています。
画面に表示された3d画像のシワやたるみを、どんどん消して画面に表示することができます。 ほうれい線を消したり、目じりのシワを消したりしていくことで、どの程度のリフトアップが必要かがわかります。
デジタルカメラやビデオカメラで撮影した映像と違い、画素数も普通のデジタルカメラの２～３倍もある、3,600万画素なのでシワや毛穴の大きさまでクッキリ見ることができます。
細かな部分をはっきり見ることができるため、シワやたるみに対する的確な対処法を決めることが可能なのです。 このベクトルにはもうひとつ、大きな特徴があります。 それは、肌の奥に潜んでいるメラニンの状態を、色分けして表示することができる機能があるのです。
今はまだ肌の表面に出て来ていない、シミやそばかすの原因となるメラニンを見ることができるので、事前にシミの予防が可能となります。 ベクトラでの診断はとても簡単で、普通の写真を撮影するように、機械の前に座るだけですぐに撮影が終わります。
撮影後も、わずか5分で3d映像ができるため、短時間で医師のカウンセリングを受けることができます。 シミとしわの両方の悩みを解消する手助けをしてくれるベクトラは、現在美容界で注目を集めています。
