濃くなる肝斑に効く治療薬トランシーノ
シミの中でも肝斑は、レーザー治療を行なうと逆に濃くなる可能性が高いシミでもあります。
この肝斑に有効であるとされる薬が「トランシーノ」なのです。
シミで悩んでいる方の約4割は、肝斑だと言われています。 この肝斑は、レーザーを照射することによって、一時的に炎症を起こって腫れ、シミが濃くなるのです。
何故、そうなるのかは、肝斑の主な原因が紫外線ではないので、肝斑用のレーザーではないからだと思います。 そこで、頼りになるのが「トランシーノ」で、これしか肝斑に効かないと言われていたぐらいのものです。
このトランシーノは、錠剤を服用してでもシミの改善に繋がりますが、フォトフェイシャルという光を使った施術方法でも使われています。 錠剤の場合は、1日２錠か３錠飲み、それを２ヶ月程続けると効果が感じられるようになるでしょう。
逆に、飲み続けたら効果が薄くなる場合があるので、それ以降は１ヶ月飲んでは、１ヶ月休憩して、また飲んでを繰り返せばより高く効果を実感できるでしょう。
トランシーノは、医療で使われる止血剤であるトラネキサム酸が主な成分になっているため、体の中に血栓がある方が使用する場合は、勝手に使わず必ず医者に相談して下さい。
また止血剤ということで、血液に異常がでるかどうか心配しなくても血栓以外の人は大丈夫でしょう。 しかし、１ヶ月飲んで１ヶ月休んでというサイクルがあるように、長期間飲み続けていたら、血栓症になるリスクがあるのかもしれません。
肝斑は、女性ホルモンに関係して発生するシミですが、トランシーノは、女性の生理に特に関係性はないので、安心してもらってもいいかもしれませんが、使い方は守って服用して下さい。
今現在は、肝斑用のレーザーも開発され、対応しているクリニックもありますが、トランシーノも飲み薬だけではなく、クリームもありますので、お手軽に購入することができると思います。
今まで治らなかったシミやレーザー治療で逆に濃くなるシミをトランシーノは薄くしてくれるかもしれません。 肝斑専用だからこそ紫外線対策の美容液では消えなかったシミに対応し、頼りになるのです。 トランシーノは、薬局で手頃な値段で買える薬ですが、使い方は絶対に守って使用して下さい。
