シミが急に増えたと感じる原因
シミが急に増えたと感じたことありますか?
何もしないのに、シミが急に増えることはありませんので、何かしらの原因があるはずです。
まず疑わないといけないのは、ホルモンバランスの乱れによっておこるシミです。 妊娠や出産後にホルモンバランスは乱れてしまい、この時期にシミが急に増えたと感じる人が多いでしょう。
何故、このような現象が起こるというと、妊娠中は、安全に子供を出産するために黄体ホルモンが増えるようになっています。
この黄体ホルモンが増えることによって、卵胞ホルモンとのバランスが乱れて、メラノサイトを刺激してしまい、メラニン色素が多く発生してしまうのです。
その結果シミが急に増えたと感じる訳ですが、妊娠中は化粧をあまりやらない方も多く、紫外線を多く吸収してしまい、さらに悪化する人もいます。 また出産後は、ホルモンバランスが戻りますので、その時も注意しておかなければなれません。
こういったどうしても回避できないホルモンバランスの乱れによって発生するメラニン色素は、日頃から肌を綺麗にしていたらあまりシミにはならないでしょう。
肌には、28日周期で入れ替わる新陳代謝がありますので、妊娠中でも肌のお手入れを忘れずに行なう必要があると思います。 それと、紫外線対策もしっかり行なう必要があり、妊娠中に化粧を控えるならあまり紫外線を浴びないためにも生活に工夫がいるのではないでしょうか。
シミが急に増えたと感じる「花弁状色素斑」と呼ばれるシミがあります。 これは、海水浴などで紫外線と強い日焼けをした後に、肩から胸元、腕に起こる花びら状の形のシミです。
この花弁状色素斑は、急に増えたと感じるシミなのかは、日焼けが収まってしばらく経ってから現れるシミだからです。 海水浴などに行った日から1ヶ月から3ヶ月後にシミが発生するといわれ、数が多くでることもあり、遅い場合だと数年後に現れるそうです。
海水浴に行った回数など関係ないそうなので、一度だけのことでも起こる可能性があり、日焼け止めはしっかりしないといけないということを覚えておいて下さい。
このように、シミが急に増える場合がありますので、外に行く時は「日焼け止めクリームをしっかり塗ること」と「肌のお手入れを欠かさないこと」が大事です。 一度のうっかりが後で後悔することになるので、よく注意しましょう。