たくさんあるシミの種類と見分け方
シミにも種類があり、シミによって対処法も変わってきます。
それぞれのシミには、特徴と原因がありますので、それに対応しようと思ったら見分け方を覚える必要があります。
シミの見分け方ですが、どういう所を見ないといけないかがありますが、まずシミの形や色を確認して欲しいと思います。 形だと、はっきりとしたシミなのか、うっすらしているのかを確認して、色も同じく濃いのか薄いのか、茶色か黒色なのかも確認しておく必要があるでしょう。
シミがどこの部分に発生したのかも大切で、もちろんいつ頃できた物かも覚えておいて下さい。 それと、最後にご自身の年齢や出産経験があるのかもシミの特徴や原因に係わってきますので、クリニックに相談する時に必要になってきます。
このことを踏まえて、シミの種類にはどんな物があるか説明しようと思います。 頬や鼻の下にできる左右対称なぼんやりとした薄いシミが「肝斑」です。
このシミは、女性ホルモンのバランスが乱れることによって発生すると言われ、体の外からではなく内から治していく必要があるシミではないでしょうか。
次に、子供によく見られる鼻に小斑点の集まりができる「そばかす」があります。 これは、紫外線や加齢による原因より遺伝的な要因が強いと言われています。
加齢により発生し紫外線が原因と言われる「老人性色素斑」は、濃色で平らなシミなどで見分けが付きやすいでしょう。 名前だけ見ると歳をいった人が罹るものだと錯覚してしまうかもしれませんが、紫外線が原因なので、そんなことはなく、また「日光性黒子」とも呼ばれています。
「後天性真皮メラノサイトーシス」と呼ばれる目の下や額にできるシミで、「肝斑」と同じように左右対称に発生することもあり見分け方が困難かもしれません。
その他にも、強い刺激を皮膚に受け続けることでできてしまう「摩擦黒皮症」、老人性色素斑の進化系でイボ状である「脂漏性角化症」、火傷や傷の痕で残ってしまう「炎症性色素沈着」などもあります。
このようにシミの種類は色々あり、見分け方もあるのですが、素人では難しい部分もあって、本当はクリニックで判断してもらう方がいいでしょう。 シミの治療は、種類によって方針も変わってきますので、困ったときは素直にクリニックに相談しに行くことをお薦めします。
