シミが気になる人にローズヒップオイル
美容に関心のある人なら、ローズヒップオイルの名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ローズヒップオイルは肌につけるビタミン剤と呼ばれるほど美肌成分が豊富なので、シミが気になる人にもオススメです。
ローズヒップオイルに含まれている成分
ローズヒップオイルとは、南米チリ原産の野バラの種子から採れるオイルのことです。 アロマオイルのキャリアオイルとして利用されるのですが、その栄養素に今注目が集まっています。ローズヒップオイルは、必須脂肪酸や抗酸化作用を持つ成分が豊富に含んでいます。
- レチノイン酸:美白成分、別名ビタミンAとして知られています
- オレイン酸:肌へ馴染みをよくする作用がある
- リノール酸:肌のバリア機能など、スキンケアにいい作用が豊富
- リノレイン酸:肌のバリア機能アップ
- リコピン:抗酸化作用、メラニンの生成抑制
注目したいのが、レチノイン酸とリコピンです。 レチノイン酸はシミ治療の際に処方される成分で、美白成分としても有名です。 リコピンはトマトに含まれていることで広く知られていますが、メラニンの生成を抑制する作用があることが、最近分かってきました。
成分を見るだけでも、ローズヒップオイルがシワに良いのが分かりますね。 主な効果は、シミを薄くする以外にもシワを目立たなくする、細胞の老化防止、肌の張り、ニキビ痕を目立たなくするなどがあります。
使用方法
洗顔後、化粧水で肌を整えた後にローズヒップオイルを数滴取り、美容液のように馴染ませて下さい。
注意点
微かですが、独特な匂いが苦手と言う人もいるようです。 ローズと言う名前からすごく華やかな香りがするイメージがありますが、そうではありません。よく、ローズヒップオイルは光毒性があるから、肌に付けて日に当たってはいけないという声も聞かれますが、光毒性はありません。 そこまで神経質にならないでもいいと思いますが、多く含まれるレチノイン酸が非常に酸化しやすい性質を持っているので、夜に使用するのが一般的です。
開封したら、冷蔵庫で保管して1・2ヶ月ぐらいで使い切りましょう。 天然のローズヒップオイルは酸化防止剤を使用していないので、より酸化しやすいです。 天然物にこだわるのもいいのですが、酸化したオイルを使うぐらいなら、いっそ酸化防止剤を使用しているオイルを利用したほうがいいでしょう。