シミの一種光老化を防ぐには
シミを作らないように紫外線対策をする人は多いですが、紫外線が肌に与える影響はシミだけではありません。
いったいどのような変化が肌に起こるのでしょうか?
光老化とは
光老化とは、紫外線を浴びることで引き起こされる様々な老化現象です。 シミも、光老化の一つの症状です。 シミは紫外線を浴びることでメラニンが生成され、そのメラニン色素が排出されずに沈着されるのが原因です。また、紫外線が肌の奥まで達してしまえば、肌の張りを支えているコラーゲンも壊してしまいます。 すると肌は張りを失い、たるんでしまうのです。 シミ・シワ・たるみなどはすべて、光老化による現象と言えます。
紫外線対策はいつから?
光老化を防ぐには、やはり紫外線対策をするしかありません。 紫外線対策を夏になってやり始める人もいますが、実は4・5月の紫外線は真夏に匹敵するほど強いのです。 もし4月・5月にUVカットもせず肌をさらしていたなら、ますます老化は進んでいくばかりです。完璧な対策をするなら一年中必要ですが、せめて4月から11月ぐらいまでは紫外線対策をしましょう。 忘れがちなのが、襟足やデコルデです。 特にデコルテはシミが目立ってしまいますから、しっかりガードする必要があります。
首の詰まった服が嫌というなら、外出するときだけでもUVカット仕様のストールを巻くと良いでしょう。 薄手で夏場にもピッタリな素材でできたストールも、たくさんありますよ。
日焼け止めとSPF、PA
日焼け止めにはSPFという数値が表記されていますね。 SPF値は、紫外線を防ぐレベルのことです。 数値が高ければ、それだけ日焼けしにくいということになります。 あくまでも目安ですが、SPF25を塗った場合は8時間で日焼けし始めると言われています。 PAも同じ様に紫外線カット力の指標ですが、カットできる紫外線の種類が違います。数値が高い日焼け止めの方がいいと思われがちですが、強力なものはそれだけ肌にも負担がかかり、クレンジングする時にも負担になります。 SPF50など強い数値の日焼け止めは直射日光を浴びる機会のあるときだけにし、普段はSPF20ぐらいのマイルドな日焼け止めで十分ですよ。