美白・美肌のためには有酸素運動が有効
美白と言えば、基礎化粧品やエステ、ビタミンCを多く含む食べ物などをイメージしますが、運動の美肌効果は意外に気付いていない方が多いです。
一日中、デスクワークでパソコンに向かっていて、通勤途中だけ身体を動かすような生活では、運動不足で肌トラブルを起こすことになります。
長時間同じ姿勢でいると、血行不良になり、クマができたり、下半身がむくんだり、身体の代謝が下がって肌のハリが失われ、シミができやすくなります。 更に冷え性や便秘などになりやすく、肌トラブルを増やしてしまいます。
整体やマッサージに通う方法もあり、一時的な解決策にはなりますが、新陳代謝を活発にして、皮膚のターンオーバーを正常に戻すには、普段から運動をすることが一番です。
シミを防ぐ美白・美肌のためにはウォーキングやジョギング、自転車、水泳などの有酸素運動が有効で、心肺機能を高め、血行が良くなり、代謝が上がって、栄養の吸収や老廃物の排出がスムーズになり、皮膚再生のサイクルも正常になり、修復能力が高まります。
発汗することで、毛穴の詰まりを防いで、身体に不要な物質の排泄がスムーズになり、汗に含まれる保湿成分で皮膚に潤いが与えられるので、肌にツヤやハリが出てきます。
筋力トレーニングも有効で、筋肉量が増えると消費エネルギーが増えるので、基礎代謝が高まり、太りにくい体質になります。 更に皮膚の修復力やコラーゲン生成を高める成長ホルモンの分泌が活発になりますので、肌が若々しくなります。 閉経後の女性にとっては、骨粗しょう症の予防にもなります。
そして、身体の老化を防ぐためにストレッチを取り入れることです。 老化は筋肉の萎縮によるものなので、柔軟性を保つことが若さのバロメーターになると言えます。
身体を柔らかくすると血行が良くなり、ホルモンバランスが整えられます。 しかし、過度になると活性酸素を過剰に発生させて老化を進めることになるので、美白・美肌のためには適度な運動量を心がけることが大切です。