シミは皮膚がんへと変わるのか
鏡を見たら、シミが増えたような気がするという経験を持つ女性は多いでしょう。
その度に、憂鬱な気分になる方もいれば、不安な気分になる方もいるはずです。
特に、不安な気分になる方の中には、もしや皮膚がんなのでは?という思いがあるはずです。 実際のところ、皮膚がんへと変異する事はあるのでしょうか?
シミの原因として、よく知られているのが紫外線です。 そして、皮膚がんの原因も、同じく紫外線であると言われています。 その為、シミのように見える事があるのは事実です。 しかし、異なる部分も多数あります。
例えば皮膚がんの場合、肌との境目が曖昧で鮮明にわからなかったり、色に濃淡が現れたりします。 また、種類によってはその部分が盛り上がるケースもあります。
さらにわかりやすい違いとしては、横に広がっていくという特徴が挙げられるでしょう。 その為、しばらくは様子を見てみて下さい。 そして、濃淡の違うシミが、横に広がっていっている場合は、速やかに皮膚科に足を運びましょう。
これらの違いを見ると、シミが皮膚がんに変わる事はまずないと言えます。 しかし、初期の皮膚がんが大変よく似た症状である事には間違いありません。
素人目では、どうしても正確な判断を下す事はできないので、気になる方は専門医に相談するのが一番です。 また、先に紹介したようにどちらも原因は同じです。 つまり、どちらも予防するには紫外線を浴びすぎない事が重要と言えるでしょう。
日頃から日焼け予防対策をきちんと施して、紫外線から肌を守るように心がけて下さい。 そして、万が一日焼けをしてしまった場合は、肌のターンオーバーがスムーズに行えるよう、スキンケアで肌の調子を整えるようにして下さい。