UVケアの寿命を知ってシミの予防対策を見直す
シミの原因になったり、肌を衰えさせてしまう原因になったりする紫外線は、できるだけ避けたいところです。
しかし、全く光を浴びない生活というのは非現実的ですよね。
そこで、シミのことを気にかけている方なら、日常的にUVケアを行っていらっしゃるかと思います。 しかし、この紫外線対策にはそれぞれに効果の寿命があることをご存知でしたでしょうか?
「毎朝しっかりケアをしているからシミ・UV対策もバッチリ。」 と思っていたら、実は充分でなかったという可能性もあるので注意です。 ぜひこの機会に普段のUVケアを見直してみませんか?
日常的な紫外線対策としても多く利用されているのが「日焼け止め」と「日傘」です。 日焼け止めは、クリームだけではなく化粧下地やファンデーション、BBクリームなどでフォローしている方も多いですね。
日焼け止めの効果の寿命は、SPF1あたり、およそ15分とされています。 例えば、化粧品にSPF20と書かれていれば寿命はおよそ5時間と計算できます。
つまり、朝出掛ける前に塗ったのであれば、早ければお昼頃には効果が切れてしまっていると警戒した方が良いでしょう。 特に、日が高くなるお昼や夕方の西日など、強い日差しを浴びる時間帯に注意したいですね。
ただし、SPFは数値が高ければ良いというわけではありません。 確かに数値が高い方が効果は長く持続するのですが、その分肌にかかる負担が大きくなってしまうのです。
肌への優しさを考えるのでしたら、SPF数値が小さなものを選んで、小まめに塗り直しするのがおすすめです。 最近では、メイクの上から使えるUVスプレーやパウダーなども売られていますので、使いやすそうな物を試されてみてはいかがでしょうか。
そして、日傘です。 昔に買ったお気に入りの日傘をずっと使っているという方もきっと多いのではないでしょうか。 日傘の寿命は、およそ2年と言われています。
日の当たる場所に置きっぱなしになしない、使ったら乾燥させてからたたむなど、日頃のお手入れも大切ですが、長くても3年使ったら買換えを考えた方が良いですね。
ちなみに、日傘の選び方はUVかどうかだけではなく、風通し・顔に光が反射しないか・日の光もきちんと防いでくれるか・長時間持ち歩いても疲れないかなども選び方のポイントです。 シミは一度できると簡単には消す事ができません。 日頃から予防を意識していましょう。