自分の肌の美白の限界は?
少し前までは日焼けした肌が流行っていたのですが、ある時期から女性の肌は白い方がいいという風潮が起こり、化粧品なども美白効果の高いものがたくさん登場しています。
しかし、どんなに効果のある美白スキンケアを実践しても、肌が白くなるには限界というものがあります。
もともと肌が黒い黒人が美白化粧品を使っても、肌の色は白くならないでしょうし、私たち日本人も黄色人種のため、肌の色を白くするには限界があります。 そのため、美白効果のある化粧品を使ってできるのは、生まれたばかり頃の自分の肌の色に戻すというところまででしょう。
では、自分の生まれつきの肌の色は、どんな色なのでしょうか? 特に日差しの中に長時間いなくても、日常生活を送る上で人は知らず知らずのうちに紫外線を浴びています。
通勤や通学など、外出の時に太陽の下を歩けば、いやでも紫外線を浴びることになります。 紫外線を5秒浴びるだけで、肌の奥にあるメラノサイトが反応するため、紫外線にちょっとしか当たっていなくても太陽の下に出ている肌は日焼けしていることになります。
体の中で一番紫外線を浴びていない場所があります。 それはお尻です。 お腹や背中は女性でも、水着姿になったことがあれば紫外線を浴びていますが、お尻に紫外線を浴びることはないでしょう。
お尻が一番紫外線の影響を受けていない場所といえるので、お尻の色が自分の肌の美白の限界と考えていいでしょう。 ケアの仕方としては、スキンケアだけでなくバランスの取れた食事と、十分な睡眠も必要です。
それから、紫外線には骨を強くする作用があるので、日焼けを怖がって必要以上に日光を避けてはいけません。 過剰に反応してしまって、曇りの日でも帽子を目深にかぶってサングラスをし、長袖に手袋、日傘をさしていたら周りも驚きます。
紫外線に対して神経質になりすぎて、日常生活に支障が出るようになっては本末転倒ではないでしょうか? 紫外線対策をすることは大切ですが、日常生活に支障が出ない程度で十分防ぐことができます。
とはいっても、曇りの日でも日焼け止めクリームは必要です。 汗で落ちやすい暑い時期には、こまめに塗り直す必要があります。 紫外線は日傘では完全に防ぐことはできませんし、室内にいても紫外線は浴びているので、UVケア効果のある化粧品は必須アイテムになります。