シミ取りレーザー1cm当たりの料金目安
気になるシミの治療法のひとつに、レーザー治療があります。
レーザーは光の一種ですが、普通の光と違い遠くにいっても広がって拡散してしまうことがありません。
レーザーをレンズに当てて1点に集めると、かなりの高いエネルギーとなるため、皮膚などに照射すると患部を焼き切ることができます。
ただ、焼き切るといってもメスを使って肉の部分の切り取ってしまうというのではなく、シミになっている部分にだけ光を吸収して細胞を殺してかさぶたの状態にするのです。
そのため、レーザーを照射した部分は、傷口にできたかさぶたと同じように自然に剥がれ落ちて、その下から新しい皮膚が表面に現れることになります。
ただし、レーザーでどんなシミも取れるというものではありません。 そのため、医師に見てもらって照射可能な場合のみ治療を行うということになります。
また、治療に使用する機械によっても仕上がりの結果が変わってきます。 レーザー治療のいいところは、濃かったり広かったりする部分も短時間で処理できるところです。
入院の必要などもないため、日帰りで施術を受けることができて、施術直後でも入浴をしたりメイクをしたりすることもできます。 メリットがあればデメリットもあります。
レーザーを照射した部分はかさぶたになるので、かさぶたがきれいに剥がれるまでは目立ってしまいます。 かさぶたが取れても、新しく出てきた皮膚はとてもデリケートなので、時間をかけてケアしていく必要があります。
クリニックによって料金も違っていて、手術扱いになるため高額になることもあります。 金額が高いと、自分ががまんすれば…と思うため、ほとんどの女性が施術を諦めてしまいます。
では、実際にはどのくらいの金額なのでしょうか? レーザー治療は、シミの種類や治療部位の範囲で料金が設定されているのが一般的です。
通常のシミの場合、1cm四方で1万円〜2万円くらいが相場だと言われていて、5mm程度ならその半分の値段になります。 肝斑の場合は範囲が広いため、頬だけでも3万円〜4万円するようです。
ソバカスの場合は、1cmほどもある大きなものは稀で、だいたい3mm以下の場合が多く、色も薄いため3mm以内であれば1,000円から3,000円程度で済みます。 この他、くすみや色素沈着、老人性色素斑は1cm四方で5,000円〜1万円を目安にするといいでしょう。