目の周りや鼻、頬にできやすいシミ
美白や美肌の大敵であるシミにはいくつか種類があります。
まず、一番多いのが日光性黒子（老人性色素斑）と呼ばれるものです。
日光という名前の通り、日光に含まれている紫外線の影響を受けてできるシミで、これは紫外線対策をすることによって防ぐことができます。
ただ、日光性黒子は紫外線を受けてすぐにできるわけではなく、数年後、数十年後などの随分後になってできるものが多いのです。
紫外線を浴びることによってメラニンという色素が生成されますが、この色素は黒色をしていますので、ターンオーバーが狂ってしまうとメラニンが沈着してシミやくすみになるのです。
今まで浴びた紫外線の影響を受けないようにするには、規則正しい生活やバランスのとれた食事でターンオーバーを活性化させるといいでしょう。
最近知名度がでてきたのが肝斑です。 肝斑は３０代以降の女性にできやすく、原因ははっきりとはしていませんが、ホルモンバランスが崩れやすい妊婦の方にできやすいので女性ホルモンが関係していると考えられています。
目の周りや口元、頬などに左右対称のもやもやとした輪郭のはっきりとしないのが特徴です。 肝斑治療をされている病院もありますし、サプリメントや化粧品もでているので試されてはどうでしょうか。
そばかす（雀卵斑）もしみの一つです。 そばかすは遺伝であることが多く、子供のころから発症し色白の人は目立ちやすく、目の周りや鼻、頬にできやすいのが特徴です。
遺伝的なものではありますが、紫外線を浴びることによって色が濃くなったり増えたりしてしみのようになってしまうことがありますので、しっかりと紫外線対策をしましょう。
光線性花弁状色素斑は海や雪原など大量の強い紫外線を浴びた時にできるものです。 花弁という名前の通り、花びらのような形をしています。
顔や首だけでなく、胸や背中などの体中にできます。 そのうち消えていくものが大部分ですが、紫外線を浴び続けていると消えなくなることもありますので気をつけましょう。
また、メイクを落としきらなかったり擦ったりして色素沈着を起こしてできる炎症性色素沈着もあります。 目の周りや口元はメイクを落とし忘れることが多いですし、目の周りはアレルギーなどで強くこすってしまうこともあるので、注意が必要です。
