アーユルヴェーダによるシミへのアプローチ
インドで誕生したアーユルヴェーダは、世界最古の伝統医学とも呼ばれています。
リラクゼーション効果も高く、日本ではトリートメントを専門に行うサロンも多数存在します。
そんなアーユルヴェーダを使ったシミへのアプローチ方法を、ご紹介します。
まずは、自宅でも簡単に行えるフェイシャルパックです。 材料は、トマト、レモン汁、ミネラルウォーター、小麦粉と、簡単に手に入るものばかりです。
種を取ったトマトにレモン汁を加えたら、ハンドミキサーなどで潰して行きます。 潰れたらミネラルウォーターを加えて、サラサラになるまで混ぜ合わせて行きます。
器に適量を取り分けたら、小麦粉を少量ずつ加えて混ぜ合わせて行きます。 ダマにならないように、しっかりと混ぜ合わせるのがポイントです。
トロトロとした状態になったら、フェイシャルパックとして顔全体に塗っていきましょう。 くるくると円を描くように、顔全体に馴染ませて下さい。 20分程度置いたら洗い流し、化粧水と乳液で肌を整えればフェイシャルパックの完了です。
ただし、洗い流した後に、残しておいたサラサラの液体を、ドリンクとして飲む事を忘れてはいけません。 これによって、身体の内側と外側の両面から、シミにアプローチできると言う訳です。
続いて、アーユルヴェーダに欠かせないごま油を使った、シミの改善に効果が期待できるフェイシャルパックです。 ごま油には、リノール酸と呼ばれる成分が含まれています。
このリノール酸は、抗菌、抗炎、抗酸化作用及び保湿効果を持つ成分です。 その為、美肌を目指す女性はリノール酸を積極的に活用すると良いでしょう。
アーユルヴェーダで使用するごま油は、広く料理に用いられている茶色のものではありません。 熱を加えず、生のままで搾った、太白ごま油を選んで下さい。
購入した太白ごま油は、キュアリングと呼ばれる加熱処理を行いましょう。 キュアリングを終えたら、冷まして清潔なボトルに加えれば完成です。
キュアリングを終えた太白ごま油を顔全体に塗ると、毛穴から毛細血管へと入っていきます。 そして血液に乗って全身を巡り、およそ15分で骨にまで達すると言われています。 そこで、骨にまで達する15分程度置いてから、洗い流すようにしましょう。