シミは白目の部分にもできる
シミは顔や体の皮膚にしかできないと思っている人は多いかもしれません。
実際、シミと呼ばれるものの多くは顔や体の表面にできているものでしょう。
意外と思われるかもしれませんが、シミは目の白目の部分にもできることがあります。 専門的には結膜の母斑と呼ばれるそうです。
白目にできるシミには、顔や体にできるシミと同じように紫外線などによって発生するものと、病気によるものがあります。 病気が原因の場合は必ず治療が必要になります。
必ず治療が必要なものは結膜色素性腫瘍と呼ばれるもので、シミの茶色い色素が深いところまであって少し浮き上がっているのが特徴です。 目のシミが気になる場合は、眼科でこの病気と関わりがあるかどうか調べてもらうと良いでしょう。
病気以外のものは、単なるシミとなります。 治療が必要がないとはいえ、目の中のシミは多くの人が気にすることでしょう。
白目にできるシミの取り方ですが、多くの場合はレーザーでの除去になります。 レーザーでうまく除去できない場合に限り、切開手術になります。
これは病気の場合もそうでない場合も変わらないでしょう。 変わることと言えば、保険がきくかきかないかという費用の面のみです。
顔や体のように、美容液やクリームでのケアができないのが目のシミの大変なところです。 顔や体には日焼け止めクリームを塗って日焼け対策をしていても、目の中まではケアできないですよね。 予防法としては、外出時にはサングラスをかけるなど、日差しに対して目を配慮することでしょう。