シミを消したいと思ったら出来た原因を知る
シミを消したいと思ったら、まずは出来てしまった原因を知る必要があります。
一口にシミと言っても、それにはいくつかの種類があることをご存じでしょうか。
「老人性色素斑」は、紫外線に当たることと、年齢を重ねることにより出来るものです。 老人性といっても、ほとんどの方は50歳位から、早い方ですと30歳より前に出来ることもあります。
このシミを消したいと思っても、完全に消し去るのは困難です。 しかし、対策次第で薄くすることは可能です。
「肝斑」は、ホルモンと紫外線の影響で出来るもので、頬やおでこに左右対称に出来るのが特徴です。 肝斑を消したい場合には、お肌のケアだけでは充分ではありません。
トラネキサム酸の配合された内服薬などで、体の内側からケアしていく必要があります。
「炎症性色素沈着」によっても、シミが出来るケースがあります。 ニキビや、カミソリによる皮膚のトラブル、火傷などが原因で出来るものがこれにあたります。
このようなものを消したい場合、皮膚細胞を活発にする成分が配合されている化粧品が使われます。
「色素沈着型接触皮膚炎」は、日常的に顔の皮膚に接触している物質が原因で出来ます。 化粧品や洗顔料などがご自身に合わない場合、接触皮膚炎となり色素が沈着します。
色素沈着型接触皮膚炎が原因である場合には、その原因となっている物質を排除することで、改善に繋がります。 すぐに消すことは少々難しいですが、時間と共にきれいになっていきます。
このように、シミには様々な種類があるということがお分かりいただけたかと思います。 まずは、ご自身のものがどのタイプに当てはまるのかをしっかりと認識しましょう。 それが、きれいなお肌を手に入れるための最短の方法です。
