くすみ解消に繋げるメイクの塗り方や落とし方
年を重ねるにつれて、しみやしわ、たるみやくすみなどの肌トラブルは増えてきます。
最近の化粧品は品質がいいものが多いので、くすみを綺麗に隠してくれるのですが、どうしても通常の肌よりも厚塗りになってしまいます。
どんなに良いファンデーションでも厚く塗ってしまうのはお肌の負担になりますし、ファンデーションで一時的に隠すのは根本的な解決にはなりません。
くすみができる原因は人によって違いますし、解消法もそれぞれです。 まずはご自分のくすみの原因を知り、それに沿った解消法を行いましょう。
紫外線はしみやしわの原因となる人体に有害な電磁波として有名ですが、これは肌をくすませる原因にもなります。 紫外線が肌に当たると細胞を守ろうとしてメラニンという色素が作られます。
メラニンは紫外線を吸収するために黒い色をしているので、メラニンが沈着してしまうとしみのように肌に残ってしまうのです。 紫外線を浴びないためには小まめな日焼けどめや日傘が大切です。
また、ビタミンCや葉酸は紫外線の害を和らげてくれるので、しみを解消するためにそれらが含まれている野菜やフルーツ、サプリメントをとることをおすすめします。
紫外線があたるとできるメラニンはターンオーバーが正常であれば、古い肌細胞と一緒に剥がれ落ちることが多いです。 何らかの原因で肌のターンオーバーが狂ってしまうとメラニンが肌に残った状態になってしまい、肌がくすんでしまいます。
ターンオーバーは代謝の一種ですので、普段運動しなかったり汗をかかなかったりする方は代謝が悪くなっていることが多いので、日常的に運動をしたり半身浴などで汗をかく習慣を身につけたりするといいでしょう。
運動と言ってもランニングのような激しいものでなくても、目的地の一駅前で降りて歩いたり、エレベーターでなく階段を使ったりなどの日常的に行えるものでも十分効果がありますよ。
洗顔も重要ですね。 汚れを落としきらないとくすんでしまいますし、吹き出物を引き起こすこともあります。 洗う時は毛穴を開き、洗顔が終わったら毛穴を閉じることが大切なポイントです。
毛穴は暖かいと開くので洗顔前は蒸しタオルなどで顔を温め、洗い終わったら冷水で顔をすすぎましょう。 冬は冷水はきついかもしれませんが、お湯だと毛穴に汚れがつまる原因となりますのでしっかり冷たい水で洗いましょう。
くすみ解消に繋げるためのメイク術
顔のくすみは取りたくても目立ってしまえば見た目や明るさに影響が出てしまうので解消したいという方が多くいらっしゃいます。女性に多くみられることがありますが、原因は血行不良だけでなくメイクの塗り方や落とし方でもくすみをつくっていることがあります。 今回は悩み解消に繋げるためにもメイクをする際だけでなく落とす際にもどのように注意できるか取り上げていきましょう。
メイクをするときに化粧品にこだわる方は沢山いらっしゃいますが、化粧品の特徴として潤いを保つために油性のものを毎回重ねている場合はくすみの原因になりやすいのです。
ファンデーションを塗る前に下地のクリームに加えて美容液などを毎回つけることで肌の皮膚が呼吸することができなくなり、状態を悪くしてしまいます。
紫外線を防ぐためにのクリームを使っているにも関わらずくすみが出てしまうなら紫外線を吸収するタイプではないかチェックしなければいけません。
メイクをしないときにつける美容液やクリームなどの保湿剤にも注意する必要があり、いくつもの保湿剤を使うことで肌の状態を悪くしてしまいます。
メイクであっても保湿剤であってもつけすぎはくすみの原因になるので最低限必要な化粧品をつけることやいくつかの機能が一緒になっているものを使うなら避けることができます。
ファンデーションは一日のうちに何度も塗るという場合は肌への負担も大きくなるので下地となるクリームと一度のファンデーションで済ませることを意識することが必要です。
メイクを落とす際にくすみの原因となっているのは洗顔の仕方にくせがあることで、顔の一部に洗い残しをつくってしまい、部分的なくすみができてしまうのです。
ただ顔を洗えばいいというわけではないので化粧が残っている部分がないかチェックすることも洗顔時には欠かすことはできません。
最近では拭き取るだけでメイクを落とすことができるものもありますが、しっかりと落とすことができないので化粧をしたら洗顔をするように心がけるなら解消できるかもしれません。
女性はメイクをしなければいけないので落とすのが面倒に思うかもしれませんがつけたらしっかり落とすようにしましょう。 ファンデーションの塗りすぎも見た目だけでなく肌にも良くないので特に重ね塗りを避けるようにするなら解消に繋がるでしょう。
