美白の料理レシピとコラーゲンの効果
美白のためには、化粧品など外からのケアだけでなく体の内側からのケアも重要です。
つまり、食べ物や飲み物でも改善を図ることが大切なのです。
最近は雑誌などで「美白レシピ」として肌に良い料理レシピが特集されることもありますね。
見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。 クックパッドなどのレシピサイトにもありますので、雑誌を見逃してしまった方は一度検索してみると良いでしょう。
使う食材に特殊なものはあまりありません。 卵や人参・ピーマンなど、どこのスーパーでも売っているものが多いようです。 見逃せないのはやはりビタミンＣが入っている果物類。
加熱するとビタミンＣが壊れてしまうので、スムージーなど加熱せずに摂れる料理レシピが多いですね。 これを機に、ミキサーやフードプロセッサーを買うのもいいかもしれません。
もう少し料理らしいものだと、野菜炒めや丼もの、トマト料理などがあります。 特にトマトは夏野菜ですから、今の時期は旬の食材です。 手に入りやすいことに加え、トマトに含まれているリコピンは熱に強いので、加熱しても大丈夫。 安心して美白効果を狙えます。
「料理なんてできない」「できないわけじゃないけど苦手」という方は、まずトマトソースのパスタから始めてみてはいかがでしょうか。 カットトマトの缶を買ってきて、ツナや野菜を加えて味を調えれば簡単に作れますよ。 食べ応えもアップしますので、満足感も得られます。
また、ビタミンＣを摂るにはじゃがいもも欠かせません。 じゃがいものでんぷんがビタミンＣを守ってくれるので、加熱してもある程度残るからです。 いろいろな料理に使えますし、常備しておくといいかもしれません。
料理はこだわり始めるとなかなか楽しいものです。 美白のためだけと言わず、これを機にいろいろな料理レシピを見てみるのも良いのではないでしょうか。 ちょっと調味料を変えるだけ・ひとつまみ加えるだけでも段違いにおいしくなることもありますよ。
「どれを食べれば絶対美白できる！」ということはないので、バランスよくいろいろ食べるよう心がけましょう。 どれかが欠乏すると、違う病気になってしまうこともあります。
どうしても嫌いなものやアレルギーで食べられないものに関してはサプリを使うなどして、全体のバランスに気を配ると良いでしょう。
コラーゲンでうまく美白するためには
美肌・美白といえばコラーゲンを連想する人も多いでしょう。 実際、化粧品や美容ドリンクなどにはコラーゲンの効果を謳ったものがたくさんあります。しかし、今のところコラーゲンを経口摂取・塗布することによる肌への影響は証明されていません。 あくまで「効果があるかもしれない」という程度です。 効くかもしれないし、まったく効かない可能性もあるというわけです。
そもそもコラーゲンとは一体何なのでしょうか。 実は、アミノ酸＝たんぱく質の一種なのです。 ゼリーなどに使われるゼラチンの主成分でもあります。 細かく分けると３０種類以上あるといわれているほど、多種多様なタイプがあります。
そして、上記の通りコラーゲンはそのまま飲食しても効果の程には疑問があります。 身体の中で必要に応じて作られ、不要な分は壊されて作り直されるというサイクルだからです。
もちろん、積極的に取ることで多少効果が増すという可能性も無きにしも非ずですが。 食べた量がそのまま肌まで届くわけではない、ということは覚えておいたほうがいいでしょう。
ですので、そのまま塗ったり摂取するよりは「どうやって体内で効率よく作るか」ということがとても大切です。 たんぱく質から作られるものですので、まずは良質のたんぱく質を取ることが最優先です。 新鮮なお肉やお魚、大豆製品などをバランスよく食べましょう。
カロリーが高くなりがちなので、調理方法には気をつけてください。 ある程度脂肪があると、高齢になってもしわができづらいと言われていますが……太ってしまってはあまり意味がありませんからね。
それから、生成に必要なビタミンＣやプロリン・グリシンなどのアミノ酸が欠かせません。 このうちどれが欠けても、生成がうまくいかないからです。 特にビタミンＣは身体の中に溜め込んでおくことができないので、毎日積極的に摂取する必要があります。
手っ取り早いのはサプリで補ってしまうこと。 使用量が決まっているので、確実に必要な分を摂ることができます。 美白はどの要素が欠けてもうまくいかないものです。 たんぱく質・ビタミンＣなどの摂取と並行して、美白アイテムの投入や日焼け止めなど、全体的にケアを怠らないようにしましょう。
