シミ治療と美白に有効なイオン導入の使い方|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

シミ治療と美白に有効なイオン導入の使い方

イオン導入とは、電流でお肌に良い成分をイオン化し、より効力を高める美容治療方法のことです。 普通に化粧水などを塗るより効果が大きく、痛みや副作用も少ないためこれからどんどん広まるかもしれませんね。

 

一説には、普通にスキンケアをしたときの数百倍もの効果があるといわれています。 個人差があるので、必ずしも劇的に効く保障はありませんが、試す価値はありそうです。

 

もちろん、シミ治療の目的でもイオン導入を受けられます。 シミの原因は肌に定着してしまったメラニン色素。 紫外線などからお肌を守る為に生み出されたメラニン色素が、代謝されずに残っている状態がシミになります。

 

ということは、お肌が正常にターンオーバーしていれば、本当は徐々に薄くなっていくものなのです。 ですが、何らかの理由でお肌の力が弱まっているとシミとして残ってしまいます。

 

イオン導入ではメラニン色素の発生や還元を助け、シミを改善させることができます。 他の治療法に比べると緩やかに効いていくので、イオン導入だけでは効果が出るまで気長に施術を受けなくてはいけません。

 

しかし、ケミカルピーリングなどと併用すればもっと早く実感できるでしょう。 予算や期間に余裕があればぜひ受けたいところです。

 

こんなに便利なイオン導入ですが、注意しなくてはいけない点があります。 それは、誰でも・いつでも受けられるわけではないということです。 もちろん年齢や性別に制限があるのではなく、体調などによって受けられないことがあります。

 

妊娠中・授乳中の方、ペースメーカーや人工関節など身体の中に金属がある方などです。 また、ビタミンC・Eを使うことが多いので、これらが肌につくとかぶれてしまう肌質の方は受けることができません。

 

残念ですが、これらにあてはまってしまう場合は他の治療法を探しましょう。 皮膚科や美容外科では様々な治療法がありますので、ご自身の体質や体調をきちんと伝え、合った治療を受けることが大切です。

 

また、美顔器くらいのサイズのものなら通販でも手に入れることができます。 しかし、やはり取り扱いは専門家に任せたほうが無難でしょう。 せっかく綺麗になるために買ったもので、肌を荒れさせてしまっては本末転倒です。

女性の美白にはイオン導入

効率よく美白を行いたいという女性には、イオン導入がオススメです。 イオン導入とは、皮膚に微弱な電流を流して、水溶性の成分を皮膚に浸透させる方法です。

 

例えば、ビタミンC誘導体などは、水に溶けるとマイナスイオンになる特性を持っています。 そこで、マイナスの電極を顔に当てて、プラスの電極を手にすると、体全体がプラスの電気を帯びる事になります。

 

すると、マイナスイオンとなったビタミンC誘導体を、プラスの電極になった肌がひきつけていくというものです。 こうして磁石のように、必要な成分を肌に浸透させるのが、イオン導入なのです。 ただし、イオン導入が行える成分には決まりがあります。

 

それは、水溶性でイオン化する成分である事と、分子量が小さい事です。 コラーゲンやヒアルロン酸を浸透させたいという女性は多いでしょう。 しかしこれらは、分子量が大きい為、残念ながら浸透させる事ができません。 ちなみに、イオン導入器は大きく3つに分類されます。

 

1つ目の直流タイプは、最初に作られたタイプです。 2つ目のパルスタイプは、ある一定の時間電流を流して、皮膚に溜まった電流を放電するといったタイプです。 3つ目の交流タイプは、プラスとマイナスの電流を交互に流すタイプです。

 

それぞれ特徴がありますが、美白の為にビタミンC誘導体を肌に浸透させるには、交流タイプがオススメです。 何故なら、皮膚は一定の電圧を一定の方向で流すと、その部分にマイナスイオンが溜まってしまうからです。

 

マイナスイオンが溜まってしまうと、成分の浸透の邪魔をしてしまいます。 また、電流によって水が電気分解を起こすと、マイナスの電極ではアルカリ水になってしまいます。 アルカリ水は、肌に刺激を与える可能性があるので、危険です。

 

こうした事から、交流タイプがオススメと言えるでしょう。 また、美白の為にビタミンC誘導体を浸透させる場合、ヒアルロン酸の活用をオススメします。 浸透させたいビタミンC誘導体の水溶液に、ヒアルロン酸も配合しましょう。

 

そうすると、ヒアルロン酸は分子量の大きさによって、肌に浸透する事はありません。 しかし、肌表面で保湿力を発揮してくれるので、乾燥を予防する効果が期待できます。