シミは寝不足・睡眠不足によって起こる
肌のシミは、寝不足によって起こる場合もあります。
朝起きるとシミが目立っていたり、目立っていなかったりすることがあると思います。
それは、睡眠時間と睡眠の質に関係していて、よく眠れた日は、シミを薄く感じることができるでしょう。
何故こういう現象が起きるのでしょうか。 寝不足になると体に悪いのは分かりますが、もちろんシミにも影響があると言っていいでしょう。 それは、寝不足になってしまうと皮膚の毛細血管まで充分な血液が回らなくなってしまい、顔が暗くなってしまうからです。
ようするに、顔の肌全体が寝不足により悪影響を受けているのですが、シミは元々黒いので、さらに目立ってしまっているのです。 寝不足になるとさらに、活性酸素を増やしてしまうと言われています。
活性酸素は、肌の弾力を保つコラーゲンなどを変えてしまう力があり、しわやたるみの原因にもなってしまいます。 寝不足は、肌を荒れさせてしまう原因でもあり、体の健康にとっても睡眠は、とても重要な要素ではないのでしょうか。
これを予防するのは簡単で、しっかりとした睡眠時間を確保して寝不足を解消してあげればいいだけなのです。 睡眠時間を多く深く取ると体も健康になり、肌の体調も良くなると思います。
なかなか寝つけなくて寝不足になってしまう人もいると思いますが、そういう時は、リラックスした方がいいでしょう。 イライラしたり、意識したりすると逆に寝られなくなりますし、イライラすることによって肌にも影響があるのではないでしょうか。
寝る前にカフェインやアルコールなどの刺激作用のあるものを避け、日中から外へ出るなり運動することも寝やすくなる要因になります。
それでもあまり寝られないのなら、お風呂に入って血行を良くするのもいいかもしれません。 皮膚の毛細血管に回ってくる血液が少ないからシミが目立つ訳ですからお風呂に入ることは、シミを目立たなくするにはいいでしょう。
寝不足によってシミは目立つのですが、肌への影響だけではなく体の健康も考えたら睡眠は如何に重要なのかが分かるでしょう。
肌のシミだけではなく、健康のことも考えて寝不足にならないように、しっかりとした睡眠を取れるようにして、シミ対策をしていきましょう。
睡眠不足はシミの大敵
紫外線対策すればシミ対策は万全と言うわけではありません。 睡眠不足も、シミの原因になります。
眠りのサイクル
眠りには、ノンレム睡眠とレム睡眠という種類があります。 床に入って眠りにつくと、最初に浅いレム状態に入ります。 それから深いノンレム状態に入り、熟睡します。 しばらくは約90分のサイクルでレム・ノンレムを繰り返しますが、朝が近づくに連れて浅い眠りのほうが長くなります。
質の良い眠りが新陳代謝を活発に
シミ対策には新陳代謝を活発にするのがポイントですが、それには質の良い睡眠が必要です。 新陳代謝を良くするのは成長ホルモンが関わってきますが、深い眠りであるノンレム睡眠のときに成長ホルモンが分泌されます。特に、最初のノンレム状態のときに、たくさん分泌されるのだそうです。 成長ホルモンは細胞の成長・修復・活性化に欠かせないホルモンなので、日中ダメージを受けた肌細胞を修復してくれます。
眠りのサイクルが乱れて深い眠りがあまり得られないようだと、成長ホルモンが良く分泌されず肌の修復も上手くいきません。 紫外線をたっぷり浴びてしまった肌はメラニンを生成、排出されず、色素沈着してシミとなってしまいます。
お肌のゴールデンタイム
良く聞くお肌のゴールデンタイムとは、午後10時から午前2時までの時間帯です。 その時間帯に眠りにつけば、お肌に良いとされています。しかし、現実には午後10時までに床につくのが難しい人もたくさんいるはずです。 そんな人でも眠りのサイクルが正しく整っていて熟睡できれば、美肌には十分効果的です。 眠りにつく時間帯より、質の良い眠りを意識するようにしましょう。
良く寝られるようにするには
現代人は、睡眠不足に悩む人が多いですね。 できれば薬に頼らず、自然な眠りにつきたいものです。 自然な眠りを得られるためのポイントを抑え、実行してみましょう
寝る前にはカフェイン、アルコール、食事を摂らない
少なくとも、寝る前3時間は空けるようにしましょう。 食事も1時間以上開けた方が望ましいです。
