シミとほくろを除去する治療方法と費用|顔のシミ取り化粧品の口コミランキング

シミとほくろを除去する治療方法と費用

体質的に、ほくろが多い人っていますよね。 体にあるほくろならいいですが、顔に多くある場合は女性だとメイクのときに困ることもあります。 シミとほくろは、どちらも皮膚の色が変化していますが、何か関係があるのでしょうか?

 

原因は何?

ほくろの原因は、先天的なものと後天的なものに分かれます。 先天的なものは体質に関係していて、親がほくろの多い体質だと遺伝することが多いようです。 また、ほくろは生まれつきではなく、後天的な理由でできてしまうものがあります。

 

後天的にできるものは、紫外線、外部刺激が原因と考えられます。 つまり、紫外線を浴びたり肌を擦ったりすることでメラニンが多く生成され、ほくろができてしまうのでシミとできる過程が非常に似ています。

 

除去の仕方

ほくろを除去する方法は、レーザー治療が一般的です。 まず、除去したい部分にレーザーを照射すると、数日でカサブタができます。 その後自然に剥がれるまで待つのですが、剥がれた後は赤くなります。 その赤みが徐々に引いていけば、ほくろのないキレイな肌に戻ります。

 

レーザー照射した後は、保護テープを貼って毎日消毒し、紫外線に当てないように気を配らなくてはいけません。 アフターケアが大変で、肌が落ち着くまで1ヶ月ほどかかってしまいます。 シミの治療と過程はほとんど変わりません。

 

レーザー治療以外にも、切除手術があります。 大きいものや根が深いもの、もしくは悪性になる可能性があるほくろは切除して除去します。 切開手術になる場合には、入念なカウンセリングと血液検査が行われます。

 

状況に応じてほくろが悪性であるかどうか病理検査を行うこともあります。 その後検査結果に問題が無ければ施術し、約1週間ぐらいで抜糸します。 抜糸後も、皮膚が落ち着くまでは紫外線や外的刺激に十分に注意しましょう。

 

ほくろはシミと違いレーザーか切開手術があるので、医師と十分に相談した上で治療方針を決める必要があります。 素人が自分で切ってしまうと、菌が入って感染したり傷跡が残ったりするので危険です。

 

中にはメラノーマという皮膚のがんである場合もあるので、皮膚科専門医に診断してもらって、治療方針を決めるのが無難です。

 

シミ治療にかかる費用

シミ治療は費用がかさむイメージがあり、なんとかスキンケアで改善しようと試みる人も多いのではないでしょうか? しかし、スキンケアでは、時間が非常にかかります。 高価な化粧品を使うことが多く、結構お金を費やしているケースもあるでしょう。 そんなことをするぐらいなら、思い切ってシミ治療をしてみるのもいいですよ。

 

外用薬治療の費用
外用薬には、トレチノインとハイドロキノンという種類があります。 トレチノインもハイドロキノンも一緒に処方されることが多いですが、診察料を含んだ1回の費用は、全額自己負担で3万円に及ぶこともあります。 外用薬だけの購入なら、3000円から10000円ぐらいで納まることもあります。

 

内服薬治療の費用
シミ治療で用いられる内服薬は、トラネキサム酸やビタミンC、ビタミンEなどがあります。 内服薬のみだと、1回あたり5000円前後で納まることもあります。

 

光・レーザー治療の費用
シミの大きさや数によって異なります。 シミ1個で20000円から30000円ぐらいかかることもあります。 1cm2以内のシミなら、10000円前後が相場ですが、そばかすやクスミ、色素沈着治療ならまた料金は変わってきます。 光治療の場合は通う回数が多く、数回通って10万かかることもあります。 価格の設定は、クリニックによってまちまちのようですね。

 

ケミカルピーリング
ピーリングも保険適用外になります。 1回あたり10000円から15000円、10回セットプランも多く10万円ほどかかることも有ります。 さらにカウンセリングや初診・再診料などがかかってきます。

 

保険適用について
シミ治療は保険が適用されないと思っている人もいるかもしれませんが、母斑やケガをした後のシミ、お尻以外にできた蒙古斑などのレーザー治療は保険が適用されるようです。 また、医師によっても判断がまちまちですが、顔にできた大きなシミの場合は保険を適用してくれることがあります。

 

保険が適用されれば自己負担は3割で済むので、かなり助かりますね。 しかし、自分のシミを保険適用で治療してくれればうれしいですが、それよりも、信頼できる医師かどうかを判断基準にした方がいいのではないでしょうか。